年令相応の学び方
0才~9才の子供は、ことばが使われている環境に置かれれば、たとえば英語漬けになれば、無意識的に短期間でいとも簡単にそのことばを習得し、母国語レベルにまで到達する。
執筆:ドクター・キノシタ
子供がことばを覚える様子を見て、即大人にも当てはまると誤解している人が非常に多い。
0才~9才の子供は、ことばが使われている環境に置かれれば、たとえば英語漬けになれば、無意識的に短期間でいとも簡単にそのことばを習得し、母国語レベルにまで到達する。でもことばの環境が変われば、ほんの2~3か月で今まで話していたことばを忘れ、新しい言語に切り替わってしまう。
10才~12才は母国語形成時期で、その時期に話していたことばが母国語となる。2か国語話していればバイリンガルに、複数言語を話していればマルチリンガルになる。
13才以降に学ぶことばはあくまでも外国語で、たとえば英語漬けの環境に置かれたとしても、無意識的に英語を習得することが難しくなる。
大人になってから英語が話せるようになる方法
「英語が自由に話せるようになりたい」と願っている人は多く、あなたもそのひとりに違いない。でもほとんどの人は「うまく話せないという現実に直面し、困っている。この問題を直視し又解決するために知っておくべく大切なポイントがある。
上達する方法と上達しない学び方がある
英語が話せるようになる学習法と、いくらやってもなかなか上達しない学び方が確かにある。上達する方法は、「音声と意味の合体作業」を行うことで、それを積み重ねることにより、思ったことを自由に英語で言えるようになる。又上達する方法のもう一つの特徴は、「瞬時英作文とその音声化」の練習が含まれている所にある。それを繰り返すことにより、思ったことを瞬時に英語で表現できるようになる。
上達要素が含まれていない学びは、「上達しない方法」となる。YouCanSpeakは、「音声と意味の合体作業」と「瞬時英作文とその音声化訓練を提供するスピーキング教材である。
同時両方向通訳者/ 同時通訳セミナー講師。文学博士。NHK ラジオ・TV「Dr. Kinoshitaのおもしろ英語塾」教授等、各メディアで活躍