YouCanSpeak-ユーキャンスピーク-より ~ 海外で暮らすあなたへ~
9才以降、特に13才を過ぎてからネイティブスピーカーに囲まれて英語漬けの生活をしていても、
英語が自由に話せるようになるとは限りません。
実際アメリカに何十年生活していても、英語のスピーキング力不足に悩んでいる人達が大勢います。
それには2つの大きな原因が考えられます。
ひとつは英語音声とその明確な意味が的確に結合しないことです。
もうひとつは毎日英語を聞き、その意味がある程度あるいは完璧に理解できても、
話すことを担当する脳のBroca Areaと呼ばれる部分の活性化が不足していることです。
この2つの問題を解決すると、スピーキング力を飛躍的に高めることができ、自信がわき、
英会話がもっともっと楽しくなります。
では、どうすればこの問題を解決できるでしょうか。
世界中のどんなことばでも、2大要素から成り立っています。
ひとつは「イメージ」で、脳内に湧き上がる「思い」です。
思考・意志・感情・予測・論理等の心の状態や動きの全てを含みます。
この「イメージ」がスピーキングの素材となります。
ついでながら、人の話を聞く時の「受動的イメージ」は「意味」と呼ばれています。
もうひとつは「音声記号」で、「イメージ」を別の人に伝達するための道具として使われます。
この「音声記号」のことを私達は日本語とか英語とか中国語と呼んでいます。
「音声記号」に「イメージ(意味)」を付加する2つの要素があります。
ひとつは「状況判断的イメージ提供」です。
「音声記号」が耳に入って来たタイミングで、五感を通して察知するイメージ、
あるいは自分の心の中から湧き上がる思い(イメージ)と
その「音声記号」を結びつけることで、徐々にことばを習得して行きます。
赤ん坊は例外なくこの方法によりことばを覚え始めます。
もうひとつはすでにイメージと結合している音声記号による補足的
あるいは全面的な「イメージ」の提供(説明的イメージ提供)です。
たとえば聞いた文章の中で、ひとつの単語(音声)の意味がわからなかった場合、
習得済の音声がヒントとなって、わからなかった単語(音声)にイメージが付加されます。
あるいは聞いた音声全体の意味がわからなかった場合、
別の言い方(結合済の表現)をしてもらうことにより、
わからなかった音声全体にイメージが付加され、使えることばになります。
これは説明的イメージ提供ですが、親はこの方法でこどもにことばを覚えさせ、
やがてこれが国語教育へと発展して行きます。
ことばを覚えるプロセスの中で、
「状況判断的イメージ提供」と「説明的イメージ提供」がありますが、
その依存度は年令によりことなります。
下の図のA の部分は「状況判断的イメージ提供」
そしてB の部分は「説明的イメージ提供」となりますが、
9才まではほとんど「状況判断的イメージ提供」によりことばを覚えて行きます。
これは無意識的学習なので、こどもはあまり努力することなく自然にことばを習得してしまします。
徐々に「説明的イメージ提供」への依存度が高くなり、
13才以降は「説明的イメージ提供」なくして新たなことばの学習は困難になります。
辞書・辞典・百科事典・国語の授業などの全てが「説明的イメージ提供」になります。
世界中の子供達は「状況判断的イメージ提供」により母国語を習得します。
そして「説明的イメージ提供」は母国語形成のためではなく、
使えることばの範囲を広げるために使われます。
もちろん「説明的イメージ提供」は「習得済のことば」による説明的イメージ提供
ということになります。
アメリカ人は英語力を高めるために、「英語による説明的イメージ提供」に依存します。
もしアメリカ人に「日本語による説明的イメージ提供」をしたら、何の意味もありません。
日本語によるイメージ提供は不可能だからです。
英語をあまり習得していない日本人が、
10才以降特に13以降にアメリカに住み始めた場合の問題点は、
依存度の高い「説明的イメージ提供」が存在しないことです。
英語を理解していない日本人にとって「英語による説明的イメージ提供」は
イメージ提供になりません。
英語漬けの生活になっても、聞こえて来る「英語音声記号」に対して
正確な意味(イメージ)の付加が起こらないので、
なかなか英語が習得出来ないと言うことになってしまします。
又その年令になると「状況判断的イメージ提供」への依存度が低くなっているので、
漠然とした理解に留まってしまいます。
英語を学ぶ時、日本語の使用を禁止するケースが多くあります。
いつまでたっても日本語で考えてしまい、英語習得の妨げになるからという理由からです。
でも日本語が禁止されることで、「音声記号」と「イメージ」の結合がストップ
してしまいます。
なぜなら英語を十分知らない日本人にとって、「英語による説明的イメージ提供」は
イメージ提供にならないからです。
アメリカに住んでいる日本人は、日本語使用を禁止されなくても日本語を使うことは出来ません。
誰も日本語がわからないからです。
でも日本語使用禁止を徹底的に守らざるを得ない日本人が、
英語漬けの状態にありながら、なかなか英語を上手に話すことが出来ないで悩んでいるのです。
一方英語を習得するプロセスで、日本語の音声を脳に残すのではなく、
日本語による明確なイメージ提供を行い、脳にはそのイメージだけが残るようにすれば、
英語習得を阻む大きな問題が解決され、英語の音声記号とイメージの結合が加速し、
英語の実力がドンドン伸びて行きます。
10才以降(特に13以降)の日本人にとって、日本語を使わないことが英語習得の鉄則ではありません。
日本語使用禁止のマイナス要因の方がはるかに大きいのです。
日本語使用うんぬんではなく、
英語音声とそのイメージの的確な結合こそが英語習得の鍵です。
英語漬けの生活になっても、思うように英語が話せるようにならないもうひとつの理由は、
受け身の学習に留まってしまうからです。
毎日耳から英語が洪水のごとくに入って来るので、
その意味を理解することにのみ神経を集中させることになります。
でもそこで留まると、「聞けばわかるけれど自分からは言えない」という状態から抜け出せません。
実はスピーキングとリスニングでは、使う脳が異なります。
リスニングの場合、聞こえて来た音声を内耳の奥にある
Werniche’s Language Areaが処理しイメージ化(意味化)します。
与えられた音声を意味化すると言う意味で、リスニングは受動的能力ということになります。
Werniche’s Language Areaは自ら音声を作り出す脳ではないので、
たとえ聞く英語の意味を100%理解できたとしても、話せることにはなりません。
実際リスニング力が100%で、スピーキング力が0%という人達が大勢います。
スピーキングの場合、前頭葉にあるCreative Area(創造領域)と呼ばれる脳で
思い浮かべたイメージ(話したい内容)を、同じく前頭葉にある
Broca Area と呼ばれる
脳の部分が音声化(神経パルス化)します。
それが声帯・舌・唇・顎などの動きで音声記号に変換され、聞く人の耳に届きます。
スピーキングは自ら英文を作り出すと言う意味で、能動的能力になります。
英語の学びは多くの場合、「聞いて分かるか」という受動的能力の向上に留まってしまいます。
すると Broca Area の活性化が行われないので、スピーキング力は全く身に付きません。
英語漬けの生活をしている人達の落とし穴がここにあります。
リスニングは受動的能力なので、どれだけリスニング力が高くなっても、
それだけでは能動的能力であるスピーキング力は向上しません。
リスニング力が100%でスピーキング力がゼロという極端な人達も大勢います。
リスニング力に優れたTOEIC高得点者の中で、
英語が上手に話せない人達が大勢いるのは、このためです。
スピーキング力は能動的能力なので、スピーキング力が高まると、
受動的能力であるリスニングも自動的に高まります。
なぜなら自ら話せることばを聞いてわからない人はいないからです。
英語漬け状態で何年生活しても英語が思うように話せない人達のために開発されたのが、YouCanSpeak です。
YouCanSeak で学んでいただくと、英語の音声記号とそのイメージ(意味)が的確に結合し、又英文を自ら作り出す訓練なので、脳のBroca Areaが活性化され、自然に英語が口から出るようになります。
最初は難しいと思っても、何回も繰り返してできるので自然と英語が口について出てきます。
とにかく楽しく勉強できたことが一番よかったです。
(女性 K様)
英会話の教材自体は試したことがないですが、英会話スクールには、マンツーマンのやつを、 半年、1年くらいですかね、通っていました。そこでは、本当に、もう全然、普通の旅行に行った ときとかでは、全然使える様な英会話のレベルまでは達したと思うのですが、さすがに、 英検1級とか、アメリカの大学院に留学するとかという程の英語力は身につかないと思ったので。
やっぱり一番良いなと思ったことはまず、そのコンセプトで練習方法が良いなと思ったのが1つと、 あとは実際にお試し版を自分で試してみて一番自分に合っているなぁと思ったので、購入しました。
毎日毎日連続してやっているわけではないので、あれなんですが、まぁ、4か月ぐらいですかね。
感じました。実は英検を受けて、前(に)英検の準1級なんですけれども、2次試験の面接に一度、 やる前は、落ちているんですよね。で、そのあとに、たぶん、2か月か3か月ぐらいで学習し始めて、 次の面接には、余裕で合格したので、凄まじい効果があったんじゃないかと思ってます。 今までは英語を話すのに、パーツ、パーツで、単語を見つけてそれを組み合わせて話している という感じだったんですが、YouCanSpeakを始めて、比較的、センテンスで入ってくるというか、 やはり、木下先生が言ってましたがイメージで英語が入ってくるようになったので、 すごくアウトプットしやすくなりました。
そうですね。やっぱり、今一番の目標が、大学院に留学するという目標があるので、まぁ、 それで大学院に留学をしてですね、そのあとは、世界で活躍できるようなビジネスパーソンに なりたいな、と思ってます。
TOEIC340点から始まった人間から言わしてもらいますと、いろいろ英語学習している間、 いろいろ悩みとか、あと、点数が出なかったりで落ち込んだりすることもあると思うのですが、 まぁ、何事もそうだと思うのですが、何事も絶対にあきらめないで、絶対に自分は出来るんだと、 特に英語は言語なので、言い方は悪いですけど、絶対誰でもできると、やれば絶対誰でもできる ようになるという風に思って毎日YouCanSpeakを、学習してもらえれば、絶対に、日本人としては、 英語で困らないくらいのレベルは簡単にいくと思います。
今現在,会社からロンドンの大学に派遣されておりますが,思ったようにスピーキングが上達しません。そんな時 YouCanSpeak のことを知りました。よく工夫されたプログラムなので、ロンドンから楽しく学んでいます。
MUさん:MUと申します。会社員です。会社で仕事柄、(英語を)使う機会が多いというところで、ちょっと力不足を感じていました。やり取りが海外の人が多く、ほとんどメールでやるのですけど、最近どうしても電話が増えてきて、ちょっとつまってしまったりとか、ニュアンスが伝わらなかったりとか、そういったことがあり、なんとかせねばと思いました。
MUさん:もともとー海外に住んでいました。ただ、会社に入る際、面接ですから、「もう英語を任せてください」と思い切って言ってたんですけれども、実を言いますと、ずっと日本語教育を受けていたので、どうしても実力以上に言ってしまったものがありました。「英語出来るでしょ」と、ポンと渡されたときに、ちょっとつまってしまいました。
MUさん:5年間ですね。
MUさん:ニューヨークです。
MUさん:もちろん、その日本で生まれ育ったという方よりかは、英語に慣れ親しんでいると思いますが、ただ、ビジネスすぐに、使えるものかどうかというとかなりちょっとずつ違いもありますし、電話とかだと、どうしても、表情とかも分からない分、詰まってしまったり。
MUさん:私の問題というのは、聞くのはわかる、書くのもかける、ただ話す事が出来ない、というところだったのです。なので、もっと自然とでてくるようになりたいなという気持ちがありました。どうしても一回書いてみたら言えるっていう事もあったのですけれども、電話する際にも、一生懸命まずは何を言おうか考えてからだったので、自然と話せるようになりたいと感じました。
MUさん:やはり会話に特化しているところだと思います。先ほども申し上げましたけれども、聞くのは分かるので、書くのもかける、ただ自然と出てこないというのがあって、ちょうど自分にあっている手法のものなのかなぁ、と思って、しかも家でできるので、夜中でも出来るっていう感じですかね。英語で言っていることを日本語に訳すとかそういったことは出来るのですけれども、逆ができませんでした。
MUさん:間違えとかを指摘してもらえるかどうかとか、あとそういったところは、不安はありましたけど、それよりも定期的に学校に通うよりかは、思う存分できるってところですね。
MUさん:思っていた通りでした。コツコツとやれるところとかも、結構ゲーム感覚で、楽しんでます。
MUさん:9か月くらいですかね。
MUさん:やはり英語に対する意識というのは変わりました。やらなくちゃいけないというのとか。そういったものもありますし、後は、あれだけやったのだから出来るはずだと自信にもなんとか繋がるようになりました。
MUさん:まずは仕事で問題なく使えるようになりたいというのと、使えるようになったら将来的には海外で働くという経験もしてみたいなと思ってます。
MUさん:英語は多分、周りではなくて、自分の努力次第だと思うので、一緒に頑張りましょう。